Javaは静的型付けのオブジェクト指向プログラミング言語です。また、プラットフォームに依存しないので、たとえばWindowsシステムで書かれたJavaプログラムをMacOSで実行することができます。
このチュートリアルでは、Java構文の基本を見て理解していきましょう。
Javaには2つの大きなデータ型があります。プリミティブ型とオブジェクト/参照型です。
プリミティブ型は、単純なデータを格納する基本的なデータ型で、データ操作の基礎を形成しています。
Javaには整数値用のプリミティブ型(int、long、byte、short)
浮動小数点値用のプリミティブ型(floatおよびdouble)
文字値用のプリミティブ型(char)
および論理値用のプリミティブ型(boolean)
があります。
一方、参照型は、値や他のオブジェクトへの参照、または値のないことを示す特別な値nullを含むオブジェクトです。
例えば、参照型にはどのようなものがありますか?
Stringクラスが参照型の良い例です。このクラスのインスタンス(オブジェクトと呼ばれる)は、たとえば「Hello World」という文字の並びを表します。
覚えないといけないデータ型がたくさんありますね・・・!覚えられるか心配です!
大丈夫ですよ!実際にはそこまでは多くないので、少しずつ一緒に覚えていきましょうね♪
int number1;
int number2;
double result;
この例では、変数は宣言された型に基づいてデフォルトの初期値が与えられます。intとdoubleとして変数を宣言したので、それぞれ0と0.0がデフォルトになります。
代わりに、宣言時に代入演算子(=)を使用して変数を初期化することもできます。
int number1 = 10;
上記の例では、識別子number1の変数をint型として宣言し、代入演算子(=)を使用して値10を代入し、セミコロン(;)で文を終了させます。Javaでは、すべての文がセミコロンで終わることが必須です。
識別子は、以下のルールに従う、文字、数字、アンダースコア、およびドル記号で構成された任意の長さの名前です:
上記のルールをもとに、簡単な計算をやってみましょう!
int number1 = 10;
int number2 = 5;
double result = number1 + number2;
System.out.println(number1 + " + " + number2 + " = " + result);
「System.out.println();」は、任意の変数で結果を画面に出力するためのものです。結果を見たいときに良く使うので、覚えておきましょう。
次は「配列」と「予約語」について学びます。